こんにちは。この記事を読んでくれてありがとうございます。
今日は、僕自身の人生を振り返りながら、負けから立ち上がろうとしている今の心境を書きたいと思います。
これから書くのは、僕の正直な気持ちです。個人的なことですが、もしかしたら同じような状況にいる誰かの背中をそっと押せるかもしれない。そう願いながら綴っていきます。
35年間の人生、僕は負け続けた
僕は35年間生きてきて、今こうして振り返ると「結局、負けたな」と思います。学生時代、僕はスポーツに打ち込んでいました。でも、何ひとつ結果を残すことはできませんでした。ただ走り抜けただけの青春。それでもいつか「何か」を成し遂げられると信じていました。
社会に出てからも、僕なりに頑張ったつもりです。でも、仕事の中で築いた人間関係が裏切りで崩れたり、自分が信じていた価値観が打ち砕かれたりする経験を重ねるうちに、次第に心が折れていきました。そして、仕事も手放すことになり、気づけば独身のままひとりぼっちになっていました。
恋愛でも、僕は負けてばかりです。一人の女性を心から愛し、守ることができていない。大切な人を幸せにするどころか、距離を置かれたり、彼女たちが他の人と結婚していく姿をただ見送るだけでした。自分が「一人の男」として、何も果たせていないことを痛感します。
さらに、僕には借金があります。ストレスや怠惰を物欲や浪費で埋めようとしてしまい、その結果、十数年社会人を続けたにもかかわらず貯金はゼロ。それどころか、マイナスです。情けなくて、誰にも言えないけれど、これが僕の現実です。
「全部負けた」その先に見えたもの
すべてを失い、ゼロどころかマイナスの状態になって、ようやく僕は気づきました。負け続けてきたことを隠しても仕方がないし、認めない限りは何も始まらないと。どれだけ悔しくても、情けなくても、これは僕自身の人生です。
負けを認めることで、不思議なことに少しだけ心が軽くなりました。完璧であろうとするプレッシャーから解放されて、少しずつですが、「今の僕にできること」を考えられるようになったんです。
負けから始まる再生
僕は今、すべてを失った状態から「立ち上がろう」としています。正確に言えば、立ち上がるというより「生まれ変わる」気持ちです。なぜなら、過去の僕が積み上げてきたものは、すべて崩れてしまったから。
でも、それでもいいと思っています。負けた自分を責めるのをやめて、「これから何をするか」に目を向けることができるようになったからです。過去を変えることはできません。でも、未来は変えられる。そのことに気づいたとき、ほんの少しだけ前向きな気持ちが芽生えました。
同じように悩んでいる人へ
もしこの記事を読んでいるあなたが、僕と同じように「何もない」「負けてばかりだ」と感じているなら、ひとつ伝えたいことがあります。それは、「負けたから終わりじゃない」ということです。
負けたときこそ、新しいスタートを切るチャンスが訪れるのだと、僕は信じています。負けを認めることは怖いし、痛みを伴います。でも、それを受け入れたとき、人生の可能性はきっと広がります。
僕はまだ何も成し遂げていません。でも、今日という日を一歩ずつ積み重ねていくことで、未来を作れると信じています。この記事が、誰かの小さな勇気につながれば幸いです。