リスクとリターンってどういうこと?
資産運用を始めるときに最初に知っておきたいのが「リスク」と「リターン」です。この2つはセットで考えることが重要です。
•リスク:お金が減る可能性のこと
例えるなら、天気予報が「50%の確率で雨」と言っているようなものです。雨が降る可能性があるけど、降らないかもしれない。資産運用では、この「どうなるかわからない部分」がリスクです。
•リターン:お金が増える可能性のこと
例えば、庭に果物の木を植えたら、実がなってたくさん果物を収穫できるかもしれません。ただし、育て方を間違えると実がならなかったり、木が枯れてしまうリスクもあります。
リスクが高いとどうなるの?
リスクが高いと、得られるリターンも大きくなりがちです。しかし、その分お金を失う可能性も増えます。
例えると、高い山に登るほど景色はきれいだけど、道は険しくなるイメージです。一方で、低い丘なら安全に登れるけど、見える景色は限られます。
具体的な例:リスクとリターンの違い
1.貯金
リスク:ほぼゼロ
リターン:微々たる利息
2.株式
リスク:価格の変動が大きい
リターン:値上がりや配当による高い利益の可能性
3.投資信託
リスク:運用商品による(安定型~高リスク型)
リターン:中程度
どうリスクと向き合う?
•分散投資を考える
リスクを減らすために、1つの商品にすべてを投資するのではなく、複数の商品に分散して投資する方法があります。
•自分のリスク許容度を知る
自分がどの程度リスクを取れるかを考えることが重要です。無理にリスクを取ると、失敗したときに心が折れてしまうことも。